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声の個性と悩み★アートジャム [No.1]
低位舌とは? [2013/7/15]


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声の個性と悩み★アートジャム [No.1] 低位舌とは?
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お元気ですか。アートジャムの石神です。

 

あなたは、低位舌(ていいぜつ)という言葉をご存知ですか?

まず、次の動画をご覧ください

 「正常な舌の位置と低位舌」(2分44秒)

 

私が「低位舌」という言葉を知ったのはごく最近です。

それは、NHKテレビの「ためしてガッテン」(2012年04月18日放送)を見たのがきっかけでした。

「舌を見て100%危ない病気を見抜く法」
http://www9.nhk.or.jp/gatten/archives/P20120418.html

この番組では、低位舌になると健康が害されて、誤えん性肺炎、二重顎、口呼吸、睡眠時無呼吸症候群、歯周病になりやすいという恐ろしい内容が紹介されていました。

私は食事の時にむせやすかったので、この低位舌になっているかもと思いました。

番組では、この低位舌を改善する方法として「べろはたから」をはっきりと強く発音すると良いと紹介されていました。

「べ」は思いっきり舌を真下に突き出して発音します。それによって、舌の位置を高く持ちあげる筋肉が鍛えられます。

「ろ」と「ら」を発音すると、舌がなめらかに動くようになります。

「た」と「か」は舌先と舌の奥を強く上あごに押しつけて発音するため、食べ物をのどの奥に送る筋肉を鍛えます。

この言葉を1日20回繰り返します。(声は出しても出さなくても訓練になります。)

私の場合、数日これを続けたところ、食事時にむせることはほとんどなくなりました。効果てきめんです。「べろはたから」は今でも毎朝1日20回続けています。

 

ところで、上記番組では触れていませんでしたが、低位舌にはもう一つの有害な側面があります。それは、発声を悪くするという側面です。

NHKのこの番組では、低位舌の、この発声面の障害については全く触れられていませんでした。そのため、私は低位舌の発声障害のことを知りませんでした。これは、音声研究者としてはかなり恥ずかしいことですね。

その問題を知ったのは、

 『「魅せる声」の作り方 3大新理論があなたの印象を変える』
篠原さなえ著
講談社 ブルーバックス
2012年12月20日初版

を読んだ時です。

 

この本の中で、著者は正しい呼吸法、正しい発声、正しい滑舌について3つの理論を提唱しています。その中で、低位舌についての説明があります。低位舌以外についても説明がありますが、どれもとても詳しいのです。一般の読者には詳しすぎるほどです。

著者によれば、低位舌になっているかどうかは、口を閉じた時に舌の上部が上顎に触れているかどうかを知ればよいのだそうです。舌が十分に触れているかどうかは、自分の舌と上顎の感覚を観察して判断するしかありません。

そこで、自分の舌と上顎の感覚を観察してみました。そうしてみると、はっきりわかりませんが、どうも十分には触れていないようです。

もし低位舌になると、舌を自由に動かせなくなるため、発音が不明瞭になりやすくなる(滑舌が悪くなりやすくなる)とのことです。

私の滑舌はあまりよくないらしいので、やはりまだ低位舌なのか(?)と思えてきました。

ということは、「ためしてガッテン」の「べろはたから」だけでは、低位舌の改善は不十分だということになりますね。

 

そこで、著者が薦める方法を試してみることにしました。

その方法は、

  口を大きく開き、
舌の先端を上顎の歯茎に付け、
そのまま口を閉じる。
この時、舌の上部が上顎に密着するのを確認して、
その状態を一日中保つ。
これを毎日行う。

というものです。

これをやってみたところ、数日で、何もしなくても、自然に、舌の上部が上顎に密着する感じが得られるようになりました。

もし習慣的にこの舌の密着状態が得られるようになると、上記の舌の密着運動をわざわざ行う必要はなくなるようです。

この舌の密着感は、なんというか、とても気持ち良いものです。幸せな気分になります。「べろはたから」は今でも続けていますが、「べろはたから」だけを行っていた時とはずいぶん違います。

これだけで滑舌が良くなるとはとても思えませんが、とても気持ち良いので、この状態をずっと維持しようという気になってきます。

 

あなたもやってみませんか?

この舌の密着運動は、体の健康法としてだけでなく、発声改善のための予備運動としてもとても有効だと思います。

ぜひ、お勧めいたします。

低位舌については、ほかにもいろいろな情報がインターネットに載っていますので、関心のある方はお調べください。

 

では、次回のメルマガでお会いしましょう。

 

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

 

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