自費出版か商業出版か

並行出版のアートジャム

書籍の出版方法には、一般的に、自費出版と商業出版があります。

自費出版は、著者自らが出版費用を負担するものですが、商業出版は出版費用の全部を負担します。

また、販売数量があまり期待できない書籍の場合は、自費出版と商業出版の中間形態のもの、つまり、出版費用の一部は著者が出し、残りは出版社が出すという形のものもあります。

[スポンサードリンク]


あなたのご存知の書籍は、ほとんどが商業出版された書籍ですね?

でも、有名な書籍の中にも、最初は自費出版で世に出て、その後人気が出たため、商業出版に切り替わった書籍があります。

夏目漱石の『こころ』、島崎藤村の『破戒』、小池 真理子の『知的悪女のすすめ』、ドストエフスキーの『悪霊』やプルーストの『失われた時を求めて』の第1巻などです。

そうなると、自費出版もなかなか捨てたものではありませんね。

ところで、Amazon Kindleストアで販売する電子書籍は、出版費用はかからないので「無料出版」と言うべきですが、「自費出版」の一種と考えることも出来ます。

(ただし、Amazonで販売した書籍の印税を受け取るための銀行口座を開設する必要がありますので、銀行口座開設費用(約1,000円)が必要になります。)

書籍を自費出版した著者は、書籍を商業出版した著者ほどには信用度が高くありませんが、しかし、それなりに専門家として認められます。あなたのお仕事や趣味の上で、他の人から一目置かれることは確実です。

今日の出版不況の中、需要が少ないが価値のある特殊な書籍は、商業出版することは困難ですが、自費出版なら可能です。

また、知名度がまったくない著者であれば、商業出版は困難ですが、自費出版なら容易です。

しかし、商業出版書籍の販売数量に比べて、自費出版書籍の販売数量はずっと少なくなります。これはとても残念なことです。

しかし、紙書籍の商業出版の印税率は通常10%ですが、これに対して、Amazonから販売する電子書籍の印税率は35%または70%です。(しかし、Amazonから販売するオンデマンド紙書籍の印税は通常10%です。)したがって、販売数量が少ない自費出版書籍であっても、Amazonから販売する電子書籍であれば、それなりの印税収入を得ることが出来ます。

また、商業出版の紙書籍は在庫がなくなれば販売は終了しますが、電子書籍とオンデマンド紙書籍は在庫がなくなることはありませんので、著者がAmazonに指示しない限り販売は永久に続きます。

自費出版ではこうしたメリットが得られるのです。

ところで、Amazonで販売する自費出版書籍を作るうえで一番重要なのは、出版費用ではなく、原稿を書くための時間です。

書籍の原稿は、書き始めるのは簡単ですが、なかなか書き終わりません。

文章を書きなれていない方の場合、執筆には数ヶ月から1年ほどの時間が必要です。

これは、あなたの人生にとって無駄な時間でしょうか?

そうではありません。その執筆によってあなたの知識と経験は整理され、深化し、他人に明快に伝えられるようになるのです。

あなたの書籍が売れるか売れないかは別として、その書籍の執筆を通してあなたが成長することは確かです。

あなたもご自分の書籍を出版してみませんか?

自費出版の長所と短所については、ここを参考にしてください。

[スポンサードリンク]


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA