ちきりん著『マーケット感覚を身につけよう』

ちきりんさんをご存知ですか?

私は今回はじめて知りました。

「Chikirinの日記」

月間200万PVの超人気女性ブロガーであり、Amazonからだけでも9冊の著書を発表している方です。

彼女が「社会の動きがこれからどうなるのか」「いま何がいくらで売れるのか」などがわかるアンテナやセンサーといえる新概念「マーケット感覚」を解説する『マーケット感覚を身につけよう』を出版しています。

その中から電子書籍に関する一節を紹介すると、

一般的に紙の書籍は「再販制度」に守られており、書店が勝手に値段を下げて販売することはできません。しかし、いまやスマートフォンでデジタルデータの書籍やコミックを読むことも珍しいことではなく、Kindleなどの電子書籍は割引セールも頻繁に開催されています。

ちきりん氏によると、「書籍は価格弾力性の低い商品だから、価格を変えても売上は大きく変わらない」という人もいるそうですが、書籍の市場全体としてはそうではないということが、電子書籍の登場によって証明されたといいます。「電子書籍では、セール価格になった書籍の売上が瞬時に跳ね上がり、顧客は書籍に関しても、価格に対して非常に敏感」とちきりん氏は語ります。

また、ちきりん氏によると、

また現時点で、書籍の価格について最も鋭い「マーケット感覚」を持っているのは、AmazonのKindle部門の担当者だといい、カドカワなど一部の出版社も、売上データを蓄積。消費者側にも「この本が欲しいけれど、セールを待とう」と考える人が現れる、今後は、今までより本の価格に敏感な人が増えるだろうといいます。そして現在、出版界の人にその感覚が欠けているのは、能力の問題ではなく、業界の市場性レベルが低いという、環境の問題とのこと。そして今後その環境は、電子書籍の普及により急速に変わっていくとしています。

ちきりん著『マーケット感覚を身につけよう』
2015/2/19 ダイヤモンド社

[Kindle版]
[紙書籍版]

この本は「マーケット感覚」を解説する本ですので、

マーケット感覚を身につけると、世の中の見方がガラッと変わります。
たとえば、

◎ジャパネットたかた”が本当に売っているものとは?
◎今後は公務員こそ安心できない!?
◎「日本の消費市場」には国際競争力がある!
◎「市場創造」という新概念
◎私的援助こそ弱者を切り捨てる!?
◎難関資格職業に就くことの危険性
◎英語の勉強はもう報われない!?
◎市場は「入れ子構造」になっている
◎就職市場でNPOに負けているビジネス部門
◎「非伝統的な価値」の出現
◎羽田空港に国際線が復活した驚きの真相とは?

など、多くの話題に触れています。

ランキングを見ると、Kindle版、紙書籍版とも良く売れているようです。

おすすめ度は4で、かなり好評です。批判的な評価は、本書の内容がやや楽天的・感覚的過ぎると指摘していますが、まあいろいろな見方があって当然ではないでしょうか。

一度、本書の内容に触れてみることをお勧めいたします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA