声の悩み

舌足らずな声・アニメ声

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悩み

あなたは、「声が舌足らずだね」とか「子供っぽい声だね」とか「アニメみたいな声ね」と言われたことはないでしょうか?

声が高く、かつ、舌足らずであると、子供っぽく見られることがあります。女性はもともと声が高いので、舌足らずの発声であると、子供っぽい印象を与えやすいのです。

さらに、声がきわめて高く、また、元気で勢いがあると、「アニメ声」と言われて、からかわれたり、笑われたリすることがあります。

アニメ声は、もともとアニメの中のキャラクターの話し声ですので、アニメの世界では全く自然であり、何も問題はありません。しかし、現実の世界で、普通の大人がアニメっぽい声を出すと、やや異様で、不自然に感じられます。

アニメの声優では、金田朋子さんが地声もアニメ声だと言われています。しかし、彼女の場合のように、声優であることが知られていれば、普段もアニメ声で話していても特に問題はないでしょう。しかし、一般の人の場合は、そうはゆきません。

あなたは、もし複数の人から「子供っぽい」とか「アニメ声」とか言われるのであれば、あなたの発声法に何か問題があるのかもしれません。

自分の声が変かどうかは、自分の声を録音して、それを聞き返してみればわかるでしょう。

では、なぜ子供っぽくなったりアニメっぽくなったりするのでしょうか?

原因

一般的に、身長が低い人は声帯が短くなる傾向があります。そして、もし、声帯が短いと声は高くなります。これは、ファントの法則として知られています。したがって、身長が低い人の声が高くなるのは、ある程度やむを得ないことです。

また、声帯の長さが普通の場合でも、家族や友人などが皆、習慣的に高い周波数で話していると、それに影響されて、あなたの声も高くなることがあります。もし、普段、高音域ばかりで話していると、低音域を出しにくい体になってしまいます。

あるいは、家族や友人と話すときは普通の声の高さなのに、学校や職場で声が特に高くなる場合もありますが、それは心の緊張からくるものかもしれません。

過去に対人関係などでいやなことがありますと、話すことがストレスやトラウマになって、過度の緊張が起こり、声が高くなる場合があります。これは、人見知りの激しい人でも起こることがあります。

また、もともと声の高い人が滑舌も悪い場合、舌足らずに聞こえることがあります。特に、母音の発音がはっきりしない場合は、とても幼児っぽい声に聞こえます。この原因としては、舌の筋力が低下しているため舌が十分に動いていない可能性があります。 その場合は、舌の筋肉を鍛えれば、ある程度舌足らずの声は改善されます。

 

女性の場合、普段、無意識に裏声で話していて、それがアニメ声になる場合があります。

それでは、どうしたらよいのでしょうか?

対策

声を低くすることと、滑舌を良くすることが必要です。もし滑舌が悪い原因が舌の筋力不足である場合は、舌の筋肉を鍛える必要があります。

舌の筋肉を鍛える方法としては、NHKの「ためしてガッテン」で紹介された「カンタン舌体操」が効果的です。その方法は、「ベロは宝」(べろはたから)を強く、一音ずつはっきりと、1日20回発音するというものです。「べ」は思いっきり舌を真下に突き出して発音します。これによって、舌の位置を高く持ちあげる筋肉が鍛えられます。「ろ」と「ら」は舌をなめらかに動かすための運動です。「た」と「か」は舌先と舌の奥を強く上顎に押しつけて舌の筋肉を鍛えます。この方法は、本来は食事の際の嚥下障害を防ぐための方法ですが、滑舌を改善する効果もあります。

もう一つの舌を鍛える方法としては、篠原さなえ氏の『「魅せる」声の作り方」』に詳しく紹介されている『「低位舌」を予防するレッスン』が効果的です。 少し大きめに口を開け、舌の最先端を上の歯の歯茎の少し後ろあたりにつけ、舌の裏の筋を伸ばします。その状態で、舌の先端を歯茎の後ろにつけたまま口を閉じ、舌全体をぴったり上顎に張りつけます。 舌がしっかりと上顎についている状態を記憶し、その状態をできるだけ、一日中保ちます。寝る時は、眠る直前までこの状態を維持します。舌の位置を調節してもどうしてもこの状態にならない場合は、口に問題があるかもしれません。その場合は、歯科医などに見てもらいましょう。

アニメ声の場合は、発音される声の周波数がかなり高いので、まず、それを低くする必要があります。

声を低くするのは、高くするのと比べて、簡単ではありません。しかし、どんな人であっても、訓練によって、ある程度は低くすることができます。

さらに、アニメ声の子供っぽさを直したい場合は、舌を十分に動かす練習をする必要があります。

また、無意識に裏声で話している人の場合は、地声で話せるように訓練しましょう。

そのような、発声を修正するための訓練を、ボイストレーニングといいます。

ボイストレーニングを行えば、アニメ声が治るだけでなく、滑舌が良くなったり、性格が落ち着いたりするといった副産物も期待できます。

この訓練は、インターネットや書籍を参考にして独学することができます。しかし、近所に教室がある場合は、教室に通って講師から直接指導を受けたほうが効果的です。ただし、歌い方を訓練する教室ではなく、話し方を訓練する教室を選びましょう。

近くにボイストレーニング教室がない場合は、代わりに、話し方教室や、朗読サークルなどでも、ある程度代用できるでしょう。

しかし、教室に通うほど深刻ではない場合、自分でトレーニングをしてみるのも良いでしょう。




自分でできる簡単なボイストレーニング

舌足らずな声やアニメ声を改善するボイストレーニングは、次のように行います。

まず、発声のための、リラックスするための準備運動をしましょう。

準備運動については、ここを参照してください。)

次に、「あくび」をして、喉が大きく開く感じをつかんで、その状態で「ア イ ウ エ オ」とできるだけ大きな声で言ってみましょう。

舌の中央部を下げて声を出すと、声は低くなります。 それと逆に、舌の中央部を上げると、声は高くなります。 「エー」と言いながら、舌の中央部を上げ下げして、声の高さを変えてみましょう。

また、喉の奥(気道)を狭くした状態で声を出しても、声が低くなります。「アー」と言いながら、気道を開いたり閉じたりしてみましょう。声の高さが変わりましたか?

もし、舌の動きが悪い、つまり、滑舌が悪いと感じたら、ここも参照してください。

次に、本や新聞などから適当な文章を選びます。それをできるだけ大きく低い声ではっきりと朗読してみましょう。言葉を適当な間で区切り、大きさのメリハリをつけて、聞きやすい言葉で発音してみましょう。

これらを繰り返します。

ただし、声を長時間出し続けると、声帯を痛めてしまいます。発声練習を20分程度続けたら、その後、20分以上は声を出さないようにして、声帯を休ませます。

これらの練習をする場合、必ず自分の声を録音してそれを聞いてみて、少しでも声の進歩があったかどうか確認してみましょう。この時、もし、録音した自分の声が変に聞こえるようであれば、「録音した変な声」を参照してください。

通常、独学で練習した場合、すぐに効果が出るわけではありません。少なくとも、1か月以上は続けましょう。また、トレーニングで効果が出ても、しばらく休むと元の状態に戻ってしまいます。全くやめてしまわないで、訓練を適度に続けることが必要です。

それでも声が改善されない場合は、ボイストレーニングの教室に通ったほうが良いでしょう。

ボイストレーニングの詳しい内容はここを参照してください。


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