電子書籍とは書籍を表示するための電子データです。電子データにはいろいろな形式があり、その形式に対応した端末で読むことができます。
たとえば、epub形式の電子書籍であれば、epub閲覧ソフトをインストールすれば、パソコン、タブレット、スマートフォンのすべての端末で読むことができます。
それに対して、Amazon、Apple、Googleなどの電子書店が発売する電子書籍は違法コピーを防ぐためにそれぞれ独自の形式で作られているため、その形式に対応する端末でしか読めません。
たとえば、Amazonの電子書籍の場合は、Amazonの専用端末(Kindle Paperwhite、Kindle Fire、Kindle Fire HDなど)で読めるのはもちろんですが、そのほかに、専用のアプリをインストールすれば、Appleの端末(iPad、iPhoneなど)やGoogleの端末(Nexus、Androidスマートフォン)でも読むことができます。ただし、今のところ、日本語の電子書籍については、パソコンでは読めません。
参考: Amazonの専用端末以外の端末でAmazonの電子書籍を購入・閲覧する方法
- 「Kindle for iPad/iPhoneサポート」(Amzaonのウェブサイトが開きます)
- 「Kindle for Androidサポート」(スマートフォン用。Amzaonのウェブサイトが開きます)
- 「Kindle for Androidサポート」(タブレット用。Amzaonのウェブサイトが開きます)
これに対して、Appleの電子書籍の場合は、Appleの端末でしか読めません。Amazonの端末やGoogleの端末やパソコンで読むことはできません。
また、Googleの電子書籍は、Googleの端末で読めるほか、Google Play ブックス アプリをインストールすればAppleの端末でも読めます。また、パソコンでも読むことができます。しかし、Amazonの端末では、現在、読むことはできません。
もしAmazon、Apple、Googleのすべての端末をお持ちで、それらの端末で同じ電子書籍を読みたい場合は、Amazonの電子書籍を購入するのが良いでしょう。