声の悩み

金切り声

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悩み

あなたは、最近声が荒れて、金切り声になっていませんか?

金切り声とは、金属を切断するときに出るような、硬くて、高い声のことです。雑音が多く、頭の中でビリビリ響くような、きわめて不愉快な音です。

もしもともと声が高い人の場合、普段の声は心地よくても、大声を出したり、絶叫したりすると、金切り声になることがあります。

金切り声は、声の高い女性に特に起こりやすいですが、声の高い男性にも起こることがあります。子供の場合は、もともとの声が高いので、大声で叫んだりすると、よく金切り声になります。

自分の声が金切り声かどうかは、自分の声を録音して、それを聞き返してみればわかります。

では、このような不快な声になるのはなぜでしょうか?

原因

高い声の人が、喉を硬く締め付けて、強い息で声を無理やり出そうとすると、金切り声になります。

金切り声は、声の通りが良く、言葉は聞き取りやすいことが多いのですが、きわめて不快な声です。

しかし、もし、活舌が悪いと、さらに聞きにくい不快な声になります。

このような声をカラオケなどで長時間出し続けると、声帯が炎症を起こし、喉が痛くなってきます。

また、あなたの子供が金切り声の場合は、一般に、子供の声帯の構造が金切り声を出しやすくなっていることが原因です。

女性の場合の金切り声は、更年期障害になると、感情が不安定になって出やすくなる場合があります。

それでは、どうしたらよいのでしょうか?

改善方法

あなたの子供の金切り声の場合は、成長すれば声が低くなりますので、成長後は、金切り声は自然に解消して、普通の叫び声に変ります。親子のコミュニケーションを親密にして、ストレスをためさせないようにすれば、特に問題はないでしょう。

また、女性で、更年期障害が原因の場合は、体の変調が原因なので、病院で相談してみましょう。また、日常生活でストレスをためないように工夫しましょう。

したがって、ここでは、普通の大人の金切り声の改善方法を考えましょう。

喉を締め付けて発声する癖がついている場合は、喉の力を抜いた状態で声を出す練習をする必要があります。

また、声を低くして発声する練習をする必要があります。

もし、唇や舌がうまく動かない場合は、唇や舌をよく動かす練習(滑舌の練習)をする必要もあります。

そのような発声訓練をボイストレーニングといいます。

ボイストレーニングを行えば、金切り声を防げるだけでなく、性格が穏やかになったりするといった副産物も期待できます。

もし近所にボイストレーニングの教室がある場合は、その教室に通ってみるのがよいでしょう。ただし、その際に、歌い方を訓練する教室ではなく、話し方を訓練する教室を選びましょう。

しかし、教室に通うほど症状が深刻ではない場合は、自分でトレーニングをしてみるのも良いでしょう。




自分でできる簡単なボイストレーニング

金切り声を改善するボイストレーニングは、次のように行います。

まず、発声のための、リラックスするための準備運動をしましょう。

準備運動については、ここを参照してください。)

次に、喉の力を抜いた状態で声を出す練習をします。

「あくび」をして、喉が大きく開く感じをつかみます。これが、喉の力を抜いた状態ですので、しっかりと覚えておきましょう。その状態で「ア イ ウ エ オ」と、最初は小さな声で、その後、徐々に声を大きくして言ってみます。

次に、声を低くして発声する練習をします。

舌の中央部を下げて声を出すと、声は低くなります。 逆に、舌の中央部を上げると、声は高くなります。「エー」と言いながら、舌の中央部を上げ下げして、声の高さを変えて見てください。

また、喉の奥(気道)を狭くした状態で声を出しても、声が低くなります。「アー」と言いながら、気道を開いたり閉じたりして、声の高さをいろいろと変えてみてください。

滑舌が悪い場合は、ここを参照してください。

それができたら、次に、大声を出してみて、金切り声になっていないかどうか、確かめてみてください。できるだけ、低く、柔らかな大声になるように、喉を調節して発声してみましょう。

これらを繰り返します。

ただし、声を長時間出し続けると、声帯を痛めることが多いので、気を付けましょう。発声練習は20分程度続けたら、その後、20分程度は声を出さないようにして、声帯を休ませたほうがよいでしょう。

これらの練習をする場合、必ず自分の声を録音してそれを聞いてみて、金切り声が改善されたかどうかを確認してみましょう。もし、録音した自分の声がとても変に聞こえるようであれば、録音した変な声についての解説を参照してください。

一般に、独学でトレーニングした場合、速攻で効果が出るわけではありません。少なくとも、1か月以上は練習を続けましょう。また、トレーニングで効果が出ても、しばらく休むと元の状態に戻ってしまいますので、継続的に練習を続けることが必要です。

もし、十分な結果が得られていないと思われた場合は、ボイストレーニングの教室に通ったほうが良いでしょう。

詳細は、ボイストレーニングの説明を参照してください。


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